社員インタビュー

あの失敗があるからこそ
今の自分がある
商品物流部
港運・倉庫課 倉庫オペレーター業務
T.S. | 2015年4月入社
Q
入社を決めた理由を教えてください。
元々、地元の企業で就職をしたいという希望を持っていました。そんな中、高校の先生から「JFE物流中部を受けてみたらどうだ」と勧められたのがきっかけで当社に興味を持ちました。高校に貼り出されている求人票や当社のホームページを見て、普通の人は触れられないようなクレーンや特殊車両の操縦って面白そうだなと思い志望。無事に入社に至りました。

Q
現在の仕事内容を教えてください。
港運倉庫にて天井クレーンのオペレーター業務をメインに行っています。クレーンの操作は、無線コントローラーを使って鉄塔から目視で行っています。作業は、まずは製品工場から運ばれてきた鋼管(パイプ)を倉庫に搬入するところからスタート。品種や塗油、出荷先別に仕分けし、各倉庫のラックに入庫。それが終わると、翌日出荷となる鋼管の荷揃え作業を実施。最後に、前日に荷揃えしておいた鋼管をトラックやトレーラーに積み込む。この作業を昼勤スタッフと夜勤スタッフが協力しながら行っています。

Q
最も忘れられない出来事やエピソードは?
トラックに積み込み中に起きた、鋼管の滑落事故です。急いでやろうとするあまり、クレーンにきちんとスリングがかかっていなかったのを見落としていたことが原因でした。周囲の人が助けてくれたおかげで無事に作業を行うことができたものの、その時はひどく落ち込みました。普段から優しい上司でしたが、さすがに叱責されるかと思いきや、「失敗は誰にでもあるから気にするな。安全優先でやっていこう!」と言ってもらえたことが今でも心に残っています。その一件を通して、問題が起きると余計に時間がかかってしまうことを体感。それからはどんなに急いでいても慌てずに安全第一で仕事に取り組むようになりました。この失敗を通して大きく成長できたと感じています。

Q
仕事のやりがいと大変なところを教えてください。
大きく分けて2つあります。1つ目は自分が担当する倉庫の荷物保管スペース量を減らさずに効率よく作業を行えた時。2つ目はトラックやトレーラーに積み込みをする際に、ドライバーの方から「ありがとう」などと声をかけてもらった時です。一方、大変だと感じる点は、繁忙期や年末年始は製品が増えるので大変です。普段なら船で運ぶのをトラックで運んだり、スケジュールを組みながらお客様のご要望に応えたり。色々な角度からものを見て考えないといけないので難しいですが、そこに面白さも感じています。


Q
学生の頃に挑戦したかったことは実現できていますか?
資格や免許を何も持っていなかったので、社会人になったら色々な資格を取得したいと考えていました。その希望が叶い、天井クレーンやフォークリフト、玉掛けなど、仕事で必要な資格を取得。高校生の頃は、就職したら勉強から開放されると思っていたけど、学生時代と同じぐらい勉強しています(笑)。ただ、資格の勉強はやればやっただけ合格に近づくのはやりがいがありますね。一生モノの手に職となりますし、自信にもつながりました。当社は資格取得支援制度が充実しているので、これからも定期的に色々な資格の取得を目指していこうと考えています。

Q
部署の雰囲気を教えてください。
約30名の、20代から50代まで幅広い世代の人が活躍しています。わからないことがあったら気軽に教え合うような風土があります。先輩や上司、よく関わるトラックドライバーの方たちも含めて、とてもフランクな方ばかりなのでとても働きやすいです。中には一見怖そうな見た目の人もいますが(笑)、話すとみんな優しいんですよ。時にはBBQをすることもありますし、その日のノリでご飯に行くこともよくありますね。

Q
ズバリ、今後の目標はなんですか。
入社してからずっと現在の部署にて鋼管に携わってきましたが、尊敬する上司が厚板の倉庫に異動することになり、自分も期間限定でついていかせてもらいました。「円形」の鋼管はフックにかけて吊るしますが、「板状」の厚板は強力なマグネットで吊り上げます。基本操作は一緒ですが、吊り上げ方が全く違うので最初はびっくりしましたね。私のように2種類の製品を扱ったことのある人は少ないので、この経験を何かしらに活かせないかと模索しているところです。また、今後は改善提案、不適合処理などのデスクワーク業務も覚えていきたいと考えています。

Q
学生の方にメッセージをお願いします。
クレーンの操作は難しいですが、それだけになかなか面白いですよ。最初から上手く操縦できる人はいないと思います。私は入社から2年ほど経った頃にようやく成長の手応えを感じるようになりました。とはいえ、先輩たちが優しく指導してくれるので、ぜひ安心して飛び込んできてほしいですね。メカ好き、特殊車両好きならきっと楽しみながら取り組めると思います。
