前職の先輩方が転職先として選んだという大きな信頼感と安心感
新卒の時に、出身地の高知県から愛知県に来ました。最初に入社した会社は空港の物流会社。ところが、入社して半年もたたずに会社が事業撤退になり職を失うことに。その時は、予想もしていなかったことに見舞われて動揺したものです。けれども、まだ愛知に来たばかりだったので地元に帰ろうとは思いませんでした。そんな中、前職で一緒だった先輩方が「一緒にJFE物流中部に行かないか」と誘ってくれたことがきっかけとなり当社を知りました。同じ物流会社ということ、クレーン操作の仕事内容に惹かれて応募することに。他にも物流会社はありましたが、当社には「先輩方が選んだ会社だ」という信頼感と、知っている人たちの中で働けるという安心感を覚えていました。加えて、週休2日制で自分の時間や家族との時間が作れそうだと思ったこと。また、新卒同様に扱ってくれるということも後押しとなり入社を決意しました。
入社してまず驚いたのが、作業スピードについてです。前職は手降ろしだったので、「急いでやる」ということができました。たとえば、1日に何百、何千個という段ボールを運んでいましたが、時間がない時は急ぐことで30分かかる作業を10分で終わらせることもよくありました。現在はクレーンで作業を行うため、どんなに気持ちが焦っても空回りするだけです。クレーンの動きに合わせて予測しながら操作を考えなければならない点が、前職とは大きく違っているなと感じましたね。
任されているという責任感を持ちつつ自分のペースで取り組めるのが魅力
現在は、港運倉庫内のクレーンオペレーターとしての作業をメインに、リーダーの補助業務も行っています。主に扱うのはパイプ。長いものだと12mにまで及ぶものもあります。倉庫内で保管・管理しているそれらの製品をクレーンで玉掛けしてトラックやパレットに積み込む搬出作業が私の主な役割。作業は現場にて首からかけたクレーンのコントローラーを操作して行います。この業務は、製品一つひとつに対して扱い方やルールが異なるため、入社してすぐにこなせるような仕事ではありません。私自身も、入社当時は先輩方に製品ごとのルールを教えてもらいながら徐々に覚えていきました。扱うものが長いパイプということもあって、バランス良く持ち上げる技術も一朝一夕には身につきませんでした。新人の頃は落としてしまったこともありましたね。ようやく一人前になれたと思えるまで3、4年はかかったと記憶しています。また、オペレーターごとに倉庫の担当が決まっているので、スケジュールを自分で組み立てながら進める能力が求められます。期日のある仕事なので責任は大きいですが、その分自分のペースで取り組めることは魅力の一つだと思っています。

経験を積む度に技術が上がっていく面白さを実感する日々
クレーン操作はとても面白いです。クレーンって、ブレーキがないんですよ。そのため、目的の位置でピッタリ止めるためには少しコツが要ります。たとえば「車がここに停まるから、このぐらいのところにクレーンが来たらボタンを離す」というように、“アタリ”をつけながら移動ボタンを操作します。また、吊り上げたパイプが大きく揺れ動くと危険です。なるべく揺れないように動かすのもなかなか難しいもの。こうした操作を行えると、それだけ時間短縮につながります。先ほども触れたように手降ろしとは違って自分が早く運ぶことはできませんが、技術力があればそれだけスムーズに進めることができるという特徴があります。「今日は上手く稼動したな」「作業が順調に進められたな」という時にはやりがいと仕事の面白さを感じますね。また、自分がやった作業量が数字として現れるので、「会社に対してこれだけ貢献できた」と日々実感しながら仕事に取り組めています。
今後の目標は、リーダーになること。そのためにも、リーダー補助の仕事を通して学べるところは学びながら、現場の作業も手を抜くことなくスキルアップを図っていく方針です。また、同時にフォークリフトや大型免許などの資格取得も目指していきたいと考えています。
メンバー同士の距離が近く、笑いが絶えない最高に居心地の良い空間
私が当社で一番気に入っている点は、メンバー同士の仲の良さです。30代〜40代を中心に幅広い世代が在籍していますが、全員がまるで高校生男子のようにばかげた話ばかりしています。上司・部下といった役職による垣根も全くなく、毎日笑いの起きる職場で飽きることがありません。仕事の話だけではなくプライベートの悩みや趣味の話なんかも日常的に話しており、かなり距離が近いんです。特に先輩たちのコミュニケーション力が凄まじく、入社当時は人見知りだった人も1年後にはめちゃめちゃ馴染んでいます。これから入社される方も、ぜひその点は本当に安心してほしいですね。余談ですが、時には休日に同僚とでかけることも少なくありません。先日も後輩と焼き肉に行ったり、別のメンバーと家族ぐるみで岐阜の方まで川釣りに行ってきたりと公私ともに深く付き合っています。こうしたことができるのも、休みがしっかり取れるからこそできることです。公休はもちろん、有給休暇もしっかり消費できるので、当社なら妻と今年3歳の娘との時間を楽しみながら暮らしていけると確信しています。